巡礼アルバム3★巡礼アルバム3(最終更新日:2004年11月1日) ■2004年9月27日~10月8日 レオン~サンチャゴ・デ・コンポステーラ 300km ▲およそ1年と1週間を経て、 再びレオンの大聖堂前に帰ってきた。 ▲今年はまずトウモロコシ畑のなかを歩く。 9月の終わりになっても日差しはきつい。 ▲初日は32km歩いてオスピタル・デ・オルビゴに到着。 ローマ時代に作られた長い石橋で知られる。 ▲「カミーノに来ることは2か月前、突然決めた」 というカナダ人のジョーさん(右)。元生物学者。 ▲さまざまな矢印や標識が 巡礼者をサンチャゴへと導いてくれる。 ▲いまは巡礼博物館になっている、 アストルガの司教館。あのガウディが設計。 ▲「徒歩の人は左へ、自転車の人はまっすぐ」 黄色い矢印が巡礼路のシンボルマーク。 ▲丘を越えると次の町が現われる。 どこも町の中心には教会が。 ▲ポンフェラーダの城壁跡。 巡礼路を守護したテンプル騎士団は ここに本拠を置いた。 ▲てっぺんに木の枝のかたまりを載せた柱を見かける。 コウノトリに巣を作らせるために立てたものらしい。 ▲シャワーを浴び、洗濯を終えると 巡礼宿はシエスタ(昼寝)の時間を迎える。 ▲巡礼者の像の前で。 マドリードから来たルイスさん。 ▲乾燥したレオン地方をとうとう通り過ぎた。 風景はどんどん緑が濃くなっていく。 ▲サンチャゴへの道で「最後の難関」といわれる セブレイロ峠へ向かう。天気がよければ絶景だ。 ▲セブレイロ峠を登りきるとそこには小さな教会が。 『星の巡礼』のクライマックスはここが舞台? ▲さわやかな風が吹きぬけるセブレイロからの眺望。 緑豊かな丘や山が幾重にも重なって見える。 ▲標高1270mのサンロケに立つ巡礼者像。 朝まだ暗いうちに通過。 ▲ガリシア地方に入ると、 空気も風景もうるおいを帯びてくる。 ▲朝、歩き始めてしばらくするとバルを発見。 クロワッサンとコーヒーの朝食をとる。 ▲ドイツ人のヘンクさんは昼寝を欠かさない。 「イビキで眠れない夜もあるからね」 ▲疲れきった身体にはスープがやさしい。 ガリシア地方のスープは具だくさん。 ▲緑の谷にたたずむサモスの僧院。 残念ながらミサには参加せず先を急ぐ。 ▲「あともう一息よ!」 街中の階段は意外につらい。サリアで。 ▲ポルトマリンのサンペドロ教会と、その前のサンチャゴ像。 サンチャゴまで残り100kmを切り、巡礼者が急増する。 ▲ポルトマリン(手前側)に入るとき長い橋を渡る。 右側の高い橋が新道。左下に旧道の橋が並んでいる。 ▲9日目にして初めて雨が降る。 暖かい日の、細かくてやさしい雨だった。 ▲民家の壁に、黄色く塗った貝殻で作った矢印が。 わかりやすいサインはありがたい。 ▲ガリシア地方は牛で有名らしい。 しかしこのとき巡礼道をふさいだのは羊の群れ。 ▲サンチャゴまで残り20kmを切ったあたり。 ブラジル人のアリさん、いまの気分は? 「ハッピーだね!」 ▲サンチャゴ大聖堂の尖塔が見える モンテ・ド・ゴソ(歓喜の丘)。 ▲とうとう到達したサンチャゴ・デ・コンポステーラ。 大聖堂近辺は巡礼者であふれ返っている。 ▲着いたらまず巡礼事務所へ行き、 巡礼証明書を発行してもらう。 ▲大聖堂の「栄光の門」。 サンチャゴ像の台座に手と額を当てて祈る。 ▲大聖堂では一日3回ミサがある。 意味はわからなくても厳かな気分。 ▲サンチャゴでは巡礼宿ではなく、 民宿の屋根裏部屋に泊まった。 ▲着いた日の夕食はかつてない豪華版。 村上くん、フランス、スイスからの巡礼者とともに。 ▲そろそろ駅に行かなければ、というところで 出会った2人の巡礼者。 サモス以来、よく顔を合わせてそのたびにあいさつしていた。 ▲こんな荷物で歩きました。 3年間、お世話になった小さなザックに、ありがとう。 お土産といえるものは杖だけです。 (おわり) |